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2012-07-01

2012-07-01

Tag: 業務日誌 不動産登記

不動産登記の仕事

 7月になりました。暑いと思ったら、急に涼しくなり、皆さん、体調は大丈夫でしょうか。家族は体調を崩したりしましたが、私はいたって元気です。

 6月にはいろいろな業務の依頼をしていただきましたが、その中で気になることが1つ。

 不動産売買の決済で、不動産業者から紹介された司法書士から見積が提示されたもの対して、私にこのくらいの費用がかかるのかという問合せを受けました。
 今は司法書士の報酬は自由化されていて、その報酬が不当だと文句を付ける訳にはいきませんが、私の基準からすると、相当高額な見積となっていました。もちろん、仕事の内容は必ずしも同じではなく、取引の安全を期すため、より慎重に業務を行なうからということもあり得るでしょう。
 ただ、この決済は、私の地元の大和で行なわれるものであるのに、不動産業者が紹介した司法書士は、東京の司法書士でした。遠方の司法書士に依頼をすれば、それだけの手間がかかるので、その分費用が加算されるのも致し方がないことでしょう。でも、なぜわざわざ大和で行なう取引を、東京の司法書士に依頼するのでしょうか。このようなことが、続けて2回ありました。そのうち1件は私に依頼を変更されました。
 それぞれの業者の取引関係の都合もあるでしょうが、費用の負担をするのは依頼者本人です。不動産の取引自体が高額であり、司法書士の報酬はそれと比べると大した金額でないので余り問題にはされず、このようなことは普通に起こっているようです。それでも、率にして倍近く、数万円の差が生じていました。
 もちろん、遠方の司法書士が指定されたからといって、全てが高額な報酬を請求されることになるわけではありませんが、不動産の決済をするに際して、遠方の司法書士を指定されたときには、その費用について確認をされたほうがよいかと思います。


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